高額なアウトドア用のTシャツは普通のものとどう違うのか?長らく山用のTシャツにはモンベルのウィックロンTシャツを着用してきたがどれ程の違いがあるのか.値段としては倍近く違うがそれ程の価値はあるのか検証すべく今回patagoniaのキャプリーンクールデイリーグラフィックシャツを購入した.(名前長すぎ!)
そして着用し始めて3年目となるのでレビューしてみようと思う.
目次
スペックとサイズ感
スペック
パタゴニア製品の中で最も多用途に使えるこのテクニカル・トップは,トレイルから水辺まで速乾性と伸縮性を提供し,ハイキュ・ピュア防臭加工済み.冷涼から暑熱におよぶ幅広い状況で,激しく運動している際も体を快適に保つデザイン.リサイクル成分を50~100%含むポリエステル素材を使用し,フェアトレード・サーティファイドの縫製を採用.
パタゴニア公式サイト メンズ・キャプリーン・クール・デイリー・グラフィック・シャツと商品説明はあるが正直パタゴニアの説明は何度見てもさっぱり分からないが,要はオーソドックスな速乾&防臭Tシャツということだ.
![](https://sw-traveler.com/wp-content/uploads/2022/04/wp-1650111606655-800x600.jpg)
サイズ感
私は身長172cm&体重58kgの痩せ型でXSを選択.Sでも着れなくはないけど,個人的にTシャツは体にフィットしたカッティングが好きなのでXSで正解だった.パタゴニアのサイズは日本人には分かりにくすぎるように思う(笑).その点ノースは優秀…モンベルのウィックロンTシャツでいくとSサイズが近い着用感だ.あまりTシャツを試着できる機会は少ないと思うので参考にしてもらえれば幸いだ.
また,今まで着ていたモンベルのウィックロンTシャツはゆったりしたカッティングだったのに対して,パタゴニアのキャプリーンクールTはスラっとした裁断.着れる人を選ぶかもしれないけどこれくらい体にフィットしたカッティングは素晴らしい!!
![](https://sw-traveler.com/wp-content/uploads/2021/05/20210503133139_IMG_1014-800x534.jpg)
使用感
生地を触ってみて思ったのは今まで体験したことのない程の滑らかさ.Tシャツを畳むのが難しい程滑らかだ.それは着心地にも直結していて,これ程ストレスなく着られるTシャツもあるのかと驚いた.今までモンベルのウィックロンTシャツくらいしかアウトドアメーカーのTシャツを着たことがなかったがこれだけでも値段相応と言うべきだろう.
![](https://sw-traveler.com/wp-content/uploads/2021/08/P8060613-800x600.jpg)
そして概要でもあった速乾性と防臭性も特に問題なし.夏に行った長期バイクツーリングではずっとキャプリーンクールTを着ていたが嫌な臭いは出なかった.(流石に洗濯したてと比べると匂うかもしれないけど一日で履けなくなる靴下程ではない!)
ただ速乾性だけはウィックロンTシャツの方が上で若干速く乾くが大差はないという印象.
![](https://sw-traveler.com/wp-content/uploads/2021/04/line_23291109718822-800x1201.jpg)
乗鞍岳にて(4月)
ちなみにULオタクへ向けて重量を測るとXSサイズで103.6gだった.
![](https://sw-traveler.com/wp-content/uploads/2022/04/wp-1650111883357-800x600.jpg)
まとめ
3年目に突入してもキャプリーンクールTはまだまだくたびれる様子はない.かなり長期的に使えるので価値のある製品だと思った.使ってみて分かったのは基本的な速乾性や防臭性等のアウトドアで求められる最低限の性能はここまで高価なTシャツでなくても実現できる.しかしながら着心地なんかの評価が難しいポイントも卒なくこなすにはこれくらいの値段がかかるのかもしれない…と思った.
最後に…Tシャツのレビューって難しすぎないすか(笑)?
![](https://sw-traveler.com/wp-content/uploads/2022/04/IMG_6399-800x533.jpg)
終わり
この記事が良ければ下のいいねをポチッとして頂けるとブログ運営の励みになります!!