【タンザニア】Day9~トラブル祭りのセレンゲティ~【サファリ編】

2024.1.4

しけた天気の朝だ.なんかこう…アフリカの大地は毎日ピーカンというイメージがあったがそうではないらしい.よく考えればこれだけ動物がいるということはそれを養うだけの水が降るということで当たり前のことだ.

朝から同じみのトーストとシリアルとフルーツという欧米風ツアー飯を食わされたら出発だ.今日はセレンゲティ内をゆったりゲームドライブして,午後からンゴロンゴロへ戻るはず…だが正確な予定は聞かされていないまま一日がスタートした.

ご飯会場はこんな感じ.

ンゴロンゴロ~セレンゲティにかけてはヌーやシマウマの大群がいて度肝を抜かれたがセレンゲティの奥地となると動物の密度は基本的に低いらしい.何かいても相当遠くに豆物のようで動く車内で貧相な機材ではとても撮影できない.ルベンの用意した双眼鏡でどうにか認識できる程度だろう.

なのでゲームドライブ中は皆でめちゃくちゃ目を凝らして動物を探すのだが,基本見えているのはずっと地平線にポツポツ生えているアカシアの木くらいなもので相当な集中力がいる.そして少し飽きてくると眠くなってしまい,参加者の何人かは気持ちよさそうに寝ている人もちらほらという有様であった.

やはりセレンゲティは公園の面積が広すぎる上,車が走れる場所も限定されているので動物を見つける難易度はかなり高いのかもしれないと思った.

他のサファリのグループ.
サボテンのような木.名前はかなり複雑で忘れた.
これぞまさにタンザニアなアカシアの木.
コヨーテがいた.しかし遠くて犬か狐みたいにしか見えない(笑).
象の群れもいたが遠くて動く岩みたいにしか見えない.せめて光が良ければ…

ちらほらと遠くの方に動物が見えたりするものの何となくこう盛り上がりに欠けた.やはり一日目は怒涛のように初めて見る動物がたくさん見れてしまったのでその反動は大きい.ルベンはどうにかしてライオンを見せてやると言って各ポイントを回ってくれるのだが,ここに来てトラブル発生.

ランクルの燃料系統の調子突然悪くなってしまい何度かエンスト.どうにか再始動はできたもののアイドリング音がおかしい.少し走って突如として現れた自動車工場にピットイン.そして放置される我々ツアー客.サファリのブログをそんなに読み漁った訳ではないが体感50%くらいの確立でこういうトラブルに陥っている人がおり,こんなのは日常茶飯事なのかもしれないと思った.

右がルベン.左が整備場のおっさん.
白煙を吹くランクル.

ここで何だかんだ2時間近くは待機することとなってしまった.その間あまりにも暇なので自動車工場の周辺を散歩して動物なり昆虫なりを探して遊んでいた.

アフリカには色鮮やかできれいな小鳥が多い.
マングースの大群が突如巣穴から出てきた.
象の糞をほじくり返すkyoニキ.お目当ては糞虫.
いるにはいたがあまり特徴のないやつで少し残念.

2時間の格闘の末,我々のランクルは治らなかった.仕方なくどこから引っ張て来たのか分からないランクルに乗り換え再スタートとなった.ちなみに我々の滞在する間にも何台もそれぞれのトラブルを抱えたランクルがひっきりなしにやってきて笑うしかなかった.

そしてルベンが再びライオンのポイントを回り始めたが再びトラブル発生!なんと方向転換する際に草原でタイヤがぬかるみに取られてスタックしたのである(笑).皆降りて合図に合わせてランクルを必死に押してみるものの,びくともしない.軽自動車とかなら押せば簡単に動くのだが流石にこれは重たすぎて人では無理と悟ってしまった.

ランクルでもスタックするのね…

結局ここでも1時間程待機.例の自動車工場に残置&整備して復活した我々のランクルが登場した.結果,ロープで繋いでいとも簡単に脱出.流石にすごいパワーである.待っている間,ロシア人ニキと話していたのだが,衝撃なことに彼は$550で契約したと言う話を聞いてさらに萎えてしまった.

力こそパワー!!
待っている間,遠くの方にダチョウがいた.
スタックした現場は野生の中で少し怖かった.

どうにか難を逃れたかと思いきや突如滝のような雨が降り始めた.あれよあれよという間に道は川のようになってしまった.かなりルベンはかなり怪しい感じで突き進んで行くが猪突猛進しすぎてタイヤが埋まる程深い水たまりにドガっと突入.3速あたりでエンストしたので当然エンジンはかからない(笑).しっかりとスタックを再び決めてしまった.

めちゃくちゃ深いし雨も降ってるしで状況は最悪である.

幸い今回は他の車が近くにいたのですぐに助けてもらうことができた.しかしルベンを始め,他のレスキューに参加してくれた人たちはドボドボの濡れ鼠状態で最早なんか申し訳なかった.我々客は苦笑いして車内でいるしかなかった.

ランクルとてこんな僻地では心もとない乗り物なのだと知った.
ずぶ濡れ…

その後,再びルベンは例の自動車工場に戻って代車の代金を支払っていた.そしてどうにか無事昨晩のホテルに戻って遅めの昼食.ここでも例によってろくに予定は伝えられなかったのでベッドでゴロゴロしていたら荷物をまとめて出ろとの指示.何やら飯を食ったらすぐに出発するらしい.時刻も16:00近くててっきり予定変更でここに2泊すると思っていたが前進するらしい.この雨で道は大丈夫なのか…

そして次第に行きかう車は少なくなり,辺りは真っ暗になり始めた.野生動物がウロウロしている中で爆走しているのでいつ事故るか分からない状況にイライラした.一方でシマウマ&ヌー大群ゾーンで雨が降っているのにも関わらず急にフランス人マダムとオランダ人ネキのテンションがおかしくなり,屋根を開ける始末.お陰でこちらは雨で濡れてさらにイライラした.

結果としてンゴロンゴロ近くのキャンプ地までこの車は無事に到着できたのだが,道中でトラブルに陥って動かなくなったランクルに乗っていた客を乗せるという対応にも追われ本当に色々カオスであった.結果ランクルには12人乗車していた(笑).

まじで危ない夜間ドライブを終えて飯はないだろうと思っていたが一応用意してくれていたので腹に詰め込み指定されたテントで一夜を過ごした.とんでもない一日であった(笑).

ちなみにテント内は薄いマットと封筒型のシュラフしかなかったのでテント泊の人はしっかり防寒しないと寒いです.我々はキリマンジャロ装備で対応できたので快眠であった.

終わり

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