【インプレ】OM-1 MarkⅡをアウトドアで2年間酷使してみて【OMSYSTEM】

一眼レフとしてOM1 Mark2を導入してから2年近くが経過した。私は普段山スキーやロングトレイル等に行く際は一眼レフを携えている。そんな中で今回は、OM1 Mark2を使っていて気付いた点や良かったことについて書こうと思う。カメラの詳細スペックなんかについては触れないので悪しからず。

OM1 Mark2の良かった点

OM1 Mark2のとにかく雑に使える安心感

私は一眼レフは雑に扱えることが何よりも大事だと思っている。かばんに収納していて、撮影機会を失っては価値が全くないからだ。その点OM1 Mark2はメーカーの自称では対候性特化のスペックを備えていると言えるだろう。

という訳で、私はいにしえのたすき掛けスタイルでどこでも行ってしまう。これだとすぐに撮影モードに移行できるし、カメラを出すのが面倒くさいなんてことはなくなる。

※とはいえ以前主に使っていたキャノンのエントリー機(eos900d)でも割と雑でも問題なく動いていたので一眼レフ全般が想像以上にタフに使えるようになっている可能性はある…

杓子岳直下にて(3月)
OM1 Mark2をたすき掛けにしている。

フィールドに良く出かけると雪の上やら、草の上やらに置いて休憩するなんてことは日常茶飯事だ。そういう意味でもメーカーがIP53の防塵防滴を謳っていることは非常に意味がある。

時には藪漕ぎしないといけない場面もあったり…

ただ水ががっつりかかるアクティビティに関して言えば、手放しに喜んで水没する勇気まではない。沢登りに関しては撮影したいポイントでその都度防水バッグからカメラを取り出す「面倒くささ」を乗り越えてようやく写真が撮れる。

メーカーが謳っているのは防水ではなく防滴なのでそこをはき違えてはいけない。とはいえ多少滝の近くで飛沫がパシャパシャ飛んできたり、新雪がボタンの隙間に詰まったりしてもビクともしないのは流石だと思う。

巻機山 米子沢にて(7月)
ライブNDで撮影

OM1 Mark2の低温耐性

OM1 Mark2の特筆すべき性能の一つに耐低温性というのがある。雪山にしばしばカメラを持ち出す私にとってはなくてはならない性能の一つだ。厳冬期の山ともなれば、稜線で-15℃以下になることもざらにある。そんな中でも割と普通に撮影できるのは本当に有難い。(とはいえバッテリーにとって良い環境ではないので撮影枚数は普段の8割程度には撮れなくなるが、日帰りの山行であれば問題ない。)

個人的に格別に冷え込むシチュエーションと思っているのが厳冬期の槍ヶ岳だ。ここは別格に寒く、普通に-20℃近辺となる。とりあえず、OM1 Mark2でもこの気温までなら不具合なく動作することは確認できた。長時間の滞在でどうなるか分からないが、全く使えないということはないだろう。メーカーの想定が-10℃までなのでよく戦えていると思う。

※キャノンが謳っているのは0℃で、以前主に使っていたキャノンのエントリー機(eos900d)の場合は-20℃で動作がやや不安定になった。

御嶽山にて(4月)
白馬乗鞍岳にて(2月)
初冬の赤石岳にて(11月)

OM1 Mark2の凄まじい手ぶれ補正

スペックたけで言うとOM1 Mark2のボディは8.5段の手ぶれ補正があるとの触れ込みだ。思い返せば、キャノンのエントリー機から乗り換えて以来、手ぶれによる失敗写真が劇的に減った。これこそ強力な手ぶれ補正の恩恵と言えるだろう。

手ぶれ補正が強力なメリットとしては三脚を持ち歩く機会を減らせるということだと思う。私は写真のためにフィールドに行くというよりはできる限り目で見た景色を写真に残したいというモチベで動いているのだが、フィールドでの写真の撮り方はなるべく動いて良い画角を探し続けるというのが、動きながら進行するアクティビティと相性がとても良い。三脚があったせいで撮れない写真というのも往々にしてある以上、このスペックは本当に有難い。

上記のような使い方はあくまで写真の世界ではライトユーザーと評価されても仕方がないかもしれない。しかし私のようなズボラな人間の撮る写真の成功率が上がるのだから素晴らしい性能と言えるだろう。

滑り手の写真を撮るのに三脚を据えるなんて状況は考えられない。

OM1 Mark2の微妙なところ

塗装が剥げる

対候性抜群のカメラでべた褒めはしたが、傷に強いという訳ではない。OM1 Mark2の良さの一つに所有欲を満たすマグネシウム合金製のボディというのが挙げられるのだが、如何せんこれの塗装が剥げやすい。そういう意味ではキャノンの一見安っぽく見える樹脂ボディは適当に扱っても小傷が付くだけで塗装という概念がないので気にならなかった。

雑に扱っているので当たり前だろ!とお叱りを受けるかもしれないがそういうことではないのだ。塗装が剥げて地肌が見えるのは普通にフラグシップのカメラとしてどうなのだと思ってしまう。とりあえず私はこの対処療法として、プライマーを塗布して車のタッチアップペンで定期的にカメラを塗るという作業をしている(笑)。

ちなみに収納する際はちゃんとケースに入れて持ち歩いている。

OMSYSTEMのアプリの使い勝手が悪い

アプリの使い勝手というのはカメラメーカーにはカメラと同じくらい力を入れて欲しい。何故なら撮った写真は迅速にスマホに入れて閲覧したり、共有したいからだ。ところが、OMSYSTEMのアプリはUIが悪かったり、もっさりしているためかとても使う気分にならない代物というのが正直な感想。幸いにも、USBタイプCtoCのケーブルがあればかなり迅速に写真を見たり編集できたりするので私は専らアプリを使うことはなくなってしまった。

この点、キャノンのアプリの作りこみは凄まじく良かった。

私のレンズの構成と作例

私の所有しているレンズは以下の2本だ。基本使うのはズームレンズ、でたまにデートのようなポートレートや花撮影があるシチュエーションで単焦点レンズを使用している。とにかくフィールドに出向く以ケースでは荷物は可能な限り軽くする必要があるのでレンズはどれか一本のみで戦うことが多い。

何せ撮影機会の損失が一番の悪だと思っているので、私個人としては12-200mmのズームレンズは大体の画角が撮れ、本当に使い勝手が良くて素晴らしいレンズだと思う。作風にも寄ると思うが、私の場合は風景写真はパンフォーカスが好きなので大して困ることが少ない。

単焦点レンズは確かによくボケて良い画が撮れるが、PROレンズでなくてもそこそこ満足できたのではないかと思ったりはする(笑)。

あと一本足すとしたら明るい広角レンズがあればもう特に文句はないかなと思っている…(今は)

・M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3(ズームレンズ)
・M.ZUIKO DIGITAL ED 20mm F1.4 PRO(単焦点レンズ)

以下写真は撮って出しの無編集。画質はブログが軽くなるように軒並み落ちてます。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3の作例

キルギスの山中にて(8月)
王道の風景写真はパンフォーカスで良いと思う
白馬岳にて(5月)
鳥や動物には200mm(換算400mm)で十分でないにしろそこそこ良い写真が撮れる、
モンゴルのバイクツーリングにて(8月)
ツーリング中もたすき掛けにしてバイクに乗っていた。
インドのラダックにて(5月)
南アルプスのヤマトイワナ(8月)
渓流釣りにも防滴は有難い性能
甑島にて(7月)
意外とズームレンズでも工夫次第でボケる#1
五色ヶ原にて(10月)
意外とズームレンズでも工夫次第でボケる#2
北ノ俣岳にて(12月)
薄暗いとズームレンズはF値的に少し厳しいときもある

M.ZUIKO DIGITAL ED 20mm F1.4 PROの作例

単焦点レンズは正直使いこなすのが難しいね…引っ張り出す機会がズームレンズに比べるとかなり少なくて単焦点の良さを活かした作品はあまり撮れてないです…

高野山にて(11月)
20mm(換算40mm)はこの画角
経ヶ岳にて(9月)
すごくよくボケる
城南宮にて(2月)
手前も奥もボケるような写真は面白いか?
宣材写真とかでも使えそう?
蓮華岳にて(9月)

めっちゃ軽くまとめ

2年くらい使ってみて、マイクロフォーサーズの利点を活かして軽い本体と手軽に手に入る望遠域で色んな写真を撮りに行くという遊び方が一番楽しいカメラなんじゃないかなと思いました。一応メーカーのフラグシップ機ではあるので色んな痒い所に手が届く機能も盛り沢山で正直使いきれてない感じはします。

あくまでど素人の一意見ですが、インプレとして参考になれば幸いです。

あとインスタに写真いっぱい載せてるので見てね↓

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終わり

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