【レビュー】スタックイン野箸を8年使ってみて【mont-bell】

今回はスタックイン野箸を購入して8年が経過したので今一度レビューしてみようと思う.恐らくこの記事に辿り着く方は2640円も出して箸を買う価値があるのか?と思っている方がほとんどだろう.ここで結論を述べてしまうと,「なくても全く問題ないが,あるとちょっと便利」くらいの道具だと思う.

目次

特徴

特徴と言ってもそんなに特筆すべきことはない.アルミ製のボディに,天然木の先端をねじ込むことで箸として利用できる.収納ケースは使った際は洗濯機で回しているが特に問題なく使えている.

重量は25.1g.カタログ値では25.0gなので誤差の範疇でしょう.

スタックイン野箸を軽いという見方もできるが実は一般的な割り箸の方が遥かに軽量だ.こうなるとスタックイン野箸のメリットは圧倒的な「収納性」に尽きるだろう.パッキングという観点から言うとこの長物で折れやすい箸をザックに入れるスペースは実はかなり少なかったりする.ちょっとでも不安要素や不快要素を解消するという点においては100点の道具と言える.

8年使うと流石に先端は丸くなってきたが,まだまだ現役だ.普通の割り箸よりも当然使い勝手は良い.ねじ込み部もガタツキ等特に不具合もない.これからも外で調理をする際にはいい相棒となるだろう.

まとめ

ちなみに8年前から全く機能や仕様が変わっていないこの箸は1998円だったが,今や値上げして2640円となってしまっている.こうも高くなると流石に何回使えば元を取れるのかという野暮なことを考えてしまう.100均ではおよそ50膳入っているようなので割り箸1膳につき,おおよそ2円.スタックイン野箸でトントンにするには1320食,440日(一日3食で)も凌がなければならない(笑).

さらにデメリットとして山行のたびに洗うという手間もある.割り箸は使ったら捨てるだけなので地味にこの差は大きい.そう考えるとスタックイン野箸はやはり「なくても全く問題ないがあれば便利」という道具だろう.

ある程度揃えるギアを揃えて懐に余裕が出たら購入を検討したら良いだろう.

鷲羽岳にて(10月)

終わり

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