【北アルプス】極上ザラメの乗鞍岳~頂上からの滑走で昇天~(1day)

概要

2021.4.3(土)

平日が晴れて週末は雨というループに突入て早くも3週目.この週末は土曜日が良い感じに晴れてくれるという予報.チャンスは逃すべからず.週を追うごとに気温がグングン上がっていたことやアルパインの積雪量が今期は少ないことを加味し,1ヶ月前倒しで前々から温めていた乗鞍をやることになった.

入山してみると快晴無風の山日和.しかも風で叩かれる森林限界以上はカチカチ山と予想していたが全山完全ザラメ.これ以上ない素晴らしいコンディションの山スキーとなった.

合計距離: 12141 m
最高点の標高: 3018 m
最低点の標高: 1593 m
累積標高(上り): 1447 m
累積標高(下り): -1314 m
Download file: yamap_2021-04-03_06_46.gpx

晴れ予報もあってか入山者も多くツアールートは混沌としていたがその喧騒を避けるべく直接剣ヶ峰を目指すことにした.

頂上からの滑走ラインは次の通り.写真右側の谷の方が広かったがシュプールも多かったので,雪面の荒れていない左側のラインを選択した.

登りと滑走ラインはグリーンシーズンではこんな感じになる.

詳細

スキー場→剣ヶ峰

スタートはMt.乗鞍スノーリゾートから.休暇村まで除雪が入りここからの入山にはリフトも使える.しかし我々は歩きでスタート.

今年度の営業は4/5までとのこと.

ゲレンデ脇を登っていく.きれいなピステンを荒らすのは大変申し訳ない.

今回の目的地剣ヶ峰が姿を現す.アルペンブーツが重くのしかかる中歩く距離ではない(笑)

写真奥左が高天ヶ原(2829m).写真奥右が剣ヶ峰(3025.7m).

今回久しぶりの山歩きというハヤタさん.クラウンプライズに合格して大変おめでたい!!

小一時間でゲレンデトップ.ここから有名なクラシックなツアールートに突入する.

注意喚起の看板を見ると気が引き締まる

ところがこの日は入山者も多くツアールートがほとんどゲレンデ状態.迷う要素もなく踏み跡の高速道路に乗っかって進む.

コメツガの森が美しい.やはり亜高山帯針葉樹林が好きだ!!

ツアールートの景色は至って単調.たまに白い峰々が見えると元気が出る.

位ヶ原山荘手前には雪崩の注意を促す看板.つい3週間程前(2021.3.14)にサイズ2.5の雪崩がこの斜面で発生し1人が亡くなった.詳細は日本雪崩ネットワークの記事へ.現場を見ると確かに雪崩は起きる斜度ではあったが,人の往来が激しいこういった場所は正常性バイアスがガンガン働いてしまうのだなぁと…明日は我が身.安心できる斜面などないと思って行動するようにしたい.

位ヶ原からはツアーコースを離れ,直接剣ヶ峰を目指す.この山域は山の規模が分からず脳が混乱する(笑)

彼方には穂高連峰.岩と雪の付き方が一味違う.

急登に入る前に最後のダケカンバの疎林で休憩を図る.

森林限界というの無風でしかも快晴.気温も高く半袖が気持ちいい.

雪原から山頂まではおよそ400mの標高差.気合も十分!

合成写真みたい(笑)

しかしハヤタさんは久々の山で辛そうだ(笑)

雪にも恵まれてシートラのツボ足でも沈まない.気温が上がりどこもかしこもスベスベのザラメ雪.自ずと滑走に期待が高まる.本来ならピッケルが必要な斜面だが雪が良いのでそのままストックでGO!!

私は暑くて上裸になって登る(笑)

しかし日焼けすると痛いので途中でTシャツを羽織った.

標高2800m地点.テレマーカーが滑り降りてきた.気持ちよさそう!!

ところがハヤタさんは脱水で足が今すぐにでも攣りそうとのこと.山頂は諦めてここから滑走し,エコーラインとの合流地点で再会することになった.

カリカリに凍っていたら間違いなく選ばないルート.斜度感が写真ではいまいち分かりにくいのが残念.

程なくして山頂.山頂で初めて風が吹いてきたがそよ風程度でむしろ心地良い.

すぐに装備の換装.アルペンブーツのシートラで登るのは多少問題ないがやはり装備の換装に時間がかかりすぎるのが辛い.

私のザックのほとんどのスペースを占有してしまう冬靴.

無事に山頂まで来れました.下山の無事も祈願する.

4回目の乗鞍岳でした.

山頂滑走→下山

お楽しみの滑走タイム.斜度は計算してみたところ32°だった.緊張と興奮が入り混じるこの瞬間がたまらなく好きだ.

スタート良し!!
一面まっさらでクラックもなく滑りやすい!!
ナイスザラメ!!
後ろから撮って頂いた.
SICK DAY!!

滑ってきた斜面を見返す.最高に気持ちがいい!!

途中で待機されていたハヤタさんもスタート!!

ナイラン!!

ようやく揃って記念撮影.

その流れで気持ち良すぎて小一時間ほどまったりくつろぐ.死ぬほど贅沢な時間だ.

帰りは来た道を戻るだけ.ゲレンデ近辺はザブザブだったものの強烈なストップスノーには出会うこともなく始終快適な滑走だった.

下山後は速攻でコーラ.最近残雪で冷やしておくのにハマってる.

うまい!!乾いた喉に染み渡る.

おつかれやま!!

日曜日は雨なのでもったいないですがこのまま帰ります!!

終わり