何を血迷ったのか今年も初滑りにきてしまった．例年細いきしめんバーンと長蛇の列には辟易していたのだが，指をくわえて部屋にいる週末に我慢できず気が付けばスキー部の面々に鬼電でアポを取っていた．幸いなことに，ものの1時間程で4人の暇人たちを捕まえることに成功．週末に滑りに行くことになった．
現地に着くと案の定の人だかり．くぅ～～今年も来てしまった．多分毎年このコスパの悪い背徳感に興奮しているんだと思う．リフトは30分で1本．まあ当然待ち時間の方が長い訳でオフシーズンを挟んで長らく話していなかった面々と久しぶりに話せて楽しかった．
スキーそのものはなんせ人が多いので当然完全燃焼はできない．しかしながら久しぶりの感覚を取り戻したり，新しいブーツや板の性格を知ったりとやるべきことは多い．タイミングを見計らいさえすればバーンいっぱいを使って高速域の中回りくらいはできた．今日だけなのかもしれないがスキーヤーもボーダーも初心者は見受けられずいい意味でゲレンデの秩序は保たれていた(笑)．
15時にもなるとリフト待ちの時間は徐々に短くなり快適に回せるようになってようやく来て良かったと思えるような滑走ができた．期待以上！！何だかんだ昼に休憩を30分取ったくらいであとはずっと滑り続け15本くらいは滑れたのじゃないかと思う．いつもは滑れて10本とかやったからね…
「久しぶりに大学生らしいことができたな！！」
と後輩に言ったところ，
「普通大学生はこんな時期に滑りになんかこないすよっ！！とらさんひょっとして普通の大学生やったことないんじゃ？」と一蹴されてしまった．
何はどうあれ私はこうして気軽に滑りに誘えるコミュニティに入れて良かったと思っている．スキーさえ続けていればまた会えるというのがスキーの良い所だ．
帰りは麓の湯の平温泉に入って白鳥のバローで飯を買って帰京した．余談だが，ミニバンだとスキー板は車内の天井に5～6台も積めることが今日一番の驚きだった(笑)．
終わり