目次
概要
2020.3.25-26
春休みの旅の〆に私は鳳凰三山に登ることにした.今はちょうど大学3回生の春休み.富士山外輪山の竜ヶ岳,天城山,丹沢の塔・丹・蛭の縦走,奥多摩の雲取山,奥秩父の両神山を繋ぐように巡っていたツーリングもいよいよ終盤を迎えていた.
3月末に太平洋側の関西から行きにくい太平洋側の百名山を巡っていたのは連日快晴続きだったためである.こうも雨を心配しなくてもいい山ツーリングは経験したことがない.
ルートは冬季に定番の夜叉神峠からのピストン.比較的距離の長い山行だったこともあり,計画に余裕を持たせるために薬師岳小屋の冬季小屋泊の計画を決行した.
山と高原地図標準CT:15h35min(休憩無し)
実績:10h57min(休憩込み)
標準CT比:70.3%(休憩込み)
詳細
1日目(夜叉神峠~薬師岳小屋)
前日晩は友人の猟師の家で飲み会をしていたこともあってスタートは遅く,10:40.朝飯をすき家で済ませ,ビッグで買い出しをしてからのんびり上がってきたためかなり舐めた時間となってしまった(笑).駐車場には他府県からのクライマーの車がズラリ.
この時点で心配だったのは冬季小屋を使えるか否かということ.事前情報として近々のレポにはどちらも宿泊可とのことだったのでそれらの情報を信じて行くことにしていた.冬季小屋が2箇所にあるので人でまあどちらかで泊まれるだろうという甘えた見立てでGO.
意気揚々とクライムオン.ルート全体として危険個所は皆無.単調な南アルプスらしい緩い登りの樹林帯を行く.
30分程で本物の夜叉神峠に到着.眼前には白峰三山がドカンと広がる.もう満足!!この山行の裏テーマは「白峰三山を見ながら歩く」なので,ほぼほぼ目的はここで達成できてしまうのもまた皮肉な話である(笑).
峠を経て再び尾根線の長い樹林帯に突入する.3月の末ということもあって木々にはこれっぽっちも雪は付いていない.しかし登山道の雪は固くしまっており,所々凍結したいたので早々にアイゼンを装着することにした.
先客のおじさんが一人いて軽く挨拶.こちらの冬季小屋はあまり広くなく,2人が限界といった感じだった.ギリギリセーフ!!
稜線は日没間際でもほとんど風もなく,じっとしていれば多少寒いものの拍子抜けなくらい暖かかった.暮れゆく太陽と白峰三山を1人で眺める贅沢な時間を過ごすことができた.
2日目(観音岳~地蔵岳~下山)
下山!!充実の関東ツーリングでした.1週間続きの晴れ間も今日までらしく明日の朝は雨とのこと.急遽この日のうちに京都に帰ることにし,気合のナイトランがスタート.やはり核心部は帰りのバイクでした.おつかれやま!!
終わり
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