【小技】100均の折りたたみコーヒードリッパーを改良してみた【コーヒーバネット】

アウトドアでコーヒーが飲みたい…!!となって道具を探しているとユニフレームのコーヒーバネットなるドリッパーに行きつくと思う.65gと軽量であることに加え,収納性にも優れているのでキャンプを始め,山にも持って行ける道具だ.私の友人も使っているしその機能美は流石の一言.

しかし,一つ問題があって如何せん高い…ドリッパーに2000円か~と悩んでいた所,100均(セリアやダイソー)で似たようなモノが買えるとの情報を得た.これは是非試しておかなければと思い,セリアに直行.

早速開封してみると見た目はユニフレームのそれとほぼ同じ.しかしながら少々傾いている上,マグカップとの接点の精度が悪くぐらついてしまう.しかしながら意外と軽い!!これは嬉しい(笑)

しかし総合的には使えなくもないが積極的に使おうとは思えないというのが正直な所.問題なく使えるという記事も見かけたので個体差があるのかもしれない.

このままでは終われねぇ!!!!既製品の精度を目指して改良することにした.

目次

改良の手順

用意したのは結束バンド(インシュロック)二本とニッパー.多分これだけでお察しいただけると思う.

そもそもグラグラしていた原因は針金の成形が甘かったことに起因している.そこでマグカップにドリッパーを載せた時にガタがない箇所を結束バンドを使って矯正してあげることにした.

仕上がりはこんな感じ.作業自体はものの数分で完了する.体裁が悪くなってしまうが固定にはこれがベストかな.矯正するのに針金を使うと洗った時によく乾かさないと錆びてしまうけど結束バンドならその点もクリアできる.

再びマグカップに載せてみるとこの佇まい!!見事にコーヒーバネット並みの安定感を手に入れることができた.土台が安定することで傾いてた点も改善することに成功した.

これは偶然の産物なのだが,結束バンドの固定部分がマグカップの淵にジャストフィットして安定性がさらに上がったことにも気が付いた.これは素晴らしい!!我ながらいい改良ができたと思う.

シェラカップ対応のドリッパーに昇華

ところでこのサイズのドリッパーは口の大きいマグカップやシェラカップには対応できない.実用に足る性能を加えるにはこの点もなんとかする必要があると考え,さらに手を加えることに.悩んだ結果,モンベルのO.D.コンパクトドリッパーから着想を得てこういう感じになった.

箸は固定しなくても機能するのだが屋外での使用を考えると安定していた方がありがたいので再び結束バンドを使って箸を保持する部分を作った.これも大成功!!

土台ががたつくこともないし実用に足るだろう.ちなみに今回使ったシエラカップはチタンのやつ.めっちゃ軽いし山に持って行くのはこっちの方が多くてこういう改良が必要だった.見た目にだけ目をつぶればかなり良くなったと思うしこれから積極的に使っていこうと思う.

参考までにこの記事も読んでみてね.冬の山コーヒーの最適解を考える

終わり

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