登山には未だに電池を使うギアが多い.内蔵式のバッテリータイプのギアであれば山行の度にフル充電で挑めばいい訳だが,使い捨て電池を入れるギアの場合,毎回新品の電池を入れる必要があったりする.しかしそれでは経済的ではない.特にヘッドライトは電池式のものが多く,山行の度に増える電池の山に頭を抱えている人も多いのではないだろうか.ヘッドライト以外にもアバランチビーコンや簡易的な無線機にも電池が必要だったりして,山では電池残量が命を左右すると言っても過言ではないだろう.
目次
テスターを買え!!
そこで登場するのがテスターである!
私個人的には一家に一台あれば超絶便利なので皆買って欲しいと思っている.時計,体温計,体重計,キッチンスケール…ときてテスターである(笑).これがあれば所謂電池の寿命が一目瞭然なのだ.電圧を計測した後は使いやすいようにこんな感じで仕訳けておくのがオススメだ.電圧が低すぎる電池を順次処分することで抱える在庫の山もきっと少なくなるはずだ.同時に電池の管理をしっかりすることで液漏れという粗相を企てる電池君も激減するだろう.
新しい電池を購入すると最初は約1.6V.当然電池を使うほど電圧は弱くなっていく.
ちなみにヘッドライトの場合実用に足るのは1.4~1.6Vくらいだろう.残量の少ない電池を入れて持って行く場合予備を入れておく等対策も講じられるし,何より電圧を把握して山に入るのは安心感が全然違ったりする.
1.1Vくらいにもなれば寿命と考えてもらってもいい.精々時計や照明のリモコン用としてくらいしか使えないだろう.ちなみにエネループなんかはフル充電でも1.3Vくらいにしかならないので私は山に持って行く道具には使わないようにしている.
まとめ
安心はお金で買えてしまうので毎回新品の電池を買うのも悪くない.しかしテスターを導入することで使いかけの電池も安心して使うことができるようになるはずだ.そんなに高価な計器でもないので是非テスターを導入してみて欲しい.ゴリ押しの通販番組みたいな記事になってしまったのは許して欲しい(笑).
終わり