目次
概要
2021.7.18(日)
今年はオリンピック関係で7/22~25の4日間が連休となる.しかし予報を確認するとどうも台風で全国的に天気が悪いらしい.この連休に合わせて色々画策していたが,天気が悪くて悶々とするのは悔しいので急遽いつものおじさん達に週末の予定を確認.すると日曜日であれば出撃可能とのこと.そこで以前から温めていた軽めの御嶽山に赴くことになった.
2014年の噴火が起こって以来御嶽山の頂上である剣ヶ峰は規制され,グリーンシーズン(2021年は7/1~10/12の間)だけ行くことができるということもあり,ちょうどいい夏山シーズンのスタートに合わせられたと思う.
今回はストイックに登って淡々と行程をこなすだけだと朝のうちに降りてきてしまって勿体ないと思い,ゆるふわハイキングに転戦.最近ストイックな山ばかりだったので,そういやハイキングって楽しかったなと思い出すことができた(笑).
ルートは全区間しっかりと整備されていて危険個所はない.噴火を受けて携帯電話の基地局が設置されたらしく私の貧弱楽天モバイルですら電波ビンビンだった.特筆事項はヘルメットの持参程度だろう.
yamap標準CT:10h53min(休憩無し)
実績:9h03min(休憩込み)
標準CT比:83.2%(休憩込み)
自分用経費メモ
ETC :5080円
代山温泉:700円
バッヂ :500円
食費 :2691円
詳細
中の湯の登山口に前夜泊.半袖短パンでちょうどいい気温の中,鍋と日本酒で優勝した.
睡眠時間はたっぷり4時間を確保.車のリアドアを開けたまま寝ると涼しくて快適だった.
2:30.今回は久しぶりに日の出を見るのと,人の少ない時間に歩くためにかなり早めにスタート.
今回はいつもの私とGUCCIさんとハヤタさんの3人.ハヤタさんは前日夕方に用事があったらしく1:50にやってきて,全く寝ていないらしくやや心配そうだった(笑).
暗闇を淡々と登り,4時前にもなると明るくなってきた.
女人堂辺りで日の出を迎えることにして,太陽が出るまで談笑.
う~~ん
マンダム!!
素晴らしい朝でした.
山肌が焼ける様子も見られるから御嶽山みたいな独立峰ではご来光を頂上で見るより中腹で見る方が好き.
眼下の木曽谷と伊那谷は雲海で埋め尽くされて幻想的だった.
登山口から剣ヶ峰までは気持ちのいい直登が続き,全く無駄がなくドンドン標高が稼げる.
1800mで寝たこともあって一気に標高を上げたものの快適.
今の時期しか行くことができない剣ヶ峰へ.
登山道脇に落ちている噴石が2014年の噴火時に降り注いだと考えると恐ろしい…
マジで逃げる場所がない.
頂上直下は噴火から7年経って再整備されている最中だった.
ここを登れば頂上.
百名山80座目は御嶽山でした.
このまま降りては勿体ないので摩利支天,飛騨頂上,継子岳へと足を延ばす.
二ノ池は火山灰で覆われ,噴火の爪痕を肌で感じた.
二ノ池ヒュッテから望む独特な景観.
日本のキリマンジャロと言われることもあって海外感がすごい.
これとか完全にパタゴニアのカタログにありそうな写真(笑).
摩利支天山へと向かう.
標高に似合わずお手軽.
いつになく時間に縛られない山でボケーっと黄昏る(笑).
久しぶりに火器を持って上がった.
何を思ったのか今回はインスタントの赤だし.
う~~ん.これはインスタ映えやね…
続いて継子岳へ.
三ノ池は湖面が美しい.
北側は山容が穏やかな感じ.植物も多く,噴火の影響は少なかったようだ.
夏,始まったな!!
継子岳直下.奇怪にもシャープな岩が立ち並ぶ.
北側に見える乗鞍がいつもと違った見え方で新鮮でした.
高山植物も多く咲いていて短い夏の始まりを感じた.
摩利支天を境に景色が変わり,圧倒的に北側の山容が素晴らしい.
もはやこちら側だけ歩くので満足かもしれない(笑).
四ノ池には目立った水たまりはないようだが沢が流れていた.沢の水を飲んでみると鉱物っぽい味でやや硬水のようなのどごしだった.
あまりにも広大すぎて一眼レフの標準レンズだと収まらずGOPROの力を借りてようやく収まった(笑).
最後に三ノ池を周遊.
摩利支天のカール地形をえっちらおっちら登る.太陽が昇ってきてかなり暑く,草木からの熱気がすごかった.
あとは下山.昼近くになってもドンドン人が登ってきてビビる.みんな暑そうで汗まみれ.やはり夏は涼しい朝のうちに登ってしまうに限る.
女人堂でバッヂを調達して任務完了.
終始整備されて歩きやすい道であっという間の下山でした.おつかれやま!!
終わり