目次
概要
2022.1.15(土)
21-22シーズン滑走14日目
平日に雪がたんまり降って土日に晴れという周期がやってきた.しかし部の白馬行きの乗り合いツアーは定員オーバーで行けないとのこと.ぐぬぬ…やってしまった!!とはいえ,一人でも無理をすれば山スキーに行けるのではないか?ということでアプローチが容易な伊吹山へ向かうことにした.
最寄駅から登山口までバスが出ているかもしれないが,家-京都駅間の足がないのと下山の時間に縛られるのが嫌なのでロードを導入する.しかもそれに山スキー装備一式.これを電車に載せるのは若干気が引けるが仕方がない.前方の席のないスペースに諸々置いて席に鎮座して快適な時間を過ごせたのは良かった.これ混んでたらムリですわ.
近江長岡駅で下車し,登山口へと向かう.積もりまくったとニュースになっていたので路面状況が心配だったが,やはり主要な道路はしっかり除雪が入っていたし,時間も経って溶けてきている箇所も多く杞憂に終わった.下手したら駅から歩きもあるかも…と覚悟した.
登山口にロードをデポってとりあえず様子見でシートラでスタート.薄々感じてはいたがやけに気温が高い.これは晴れたら雪終わるな.最初のつづら折りは案の定踏み跡でザブザブ.脇の新雪もかなり水っぽい.既にかなりの人が入ったのかスキートレースも付いてる.雪悪いのと人多いのかぁ~~~ちょっと萎え気味になってしまった.
シールはトレースもあったので早々に付けることにした.やはり雪上でのスピードが段違い.楽しくなってしまってガシガシ飛ばす.一合目からは旧ゲレンデボトムで視界が開ける.何人先行者おるんや!!ってくらいゾロゾロ歩いてる…前に人が歩いているといらん頑張りをしてしまう.いつも以上のペースで歩いて乳酸をため込んでしまった.これは良くない.まあごぼう抜きして視界が開けたのは良かったかな?気付けば避難小屋だった.
こっからは斜度がモリモリ上がっていくので早めにクトーを付けてみることにした.まあ転ばぬ先の杖というやつだ.実は伊吹山を選んだ裏テーマは急斜面のスキー登行にある.ここ数回の山行でシール歩行に慣れてきたとはいえ急斜面はシールが効かず敗退した白山の件もあるし,なるべく多く色んな雪質のパターンを経験しておきたいのだ.で,今回の雪質はというと避難小屋から上はモナカ…風で叩かれて表面数cmくらいパリパリの層になったという感じだった.降雪以上に風の影響が強かったか.登る分には直登番長のツボトレースは非常に厳しいので,自分でジグを切りながら登ることにしたのだがモナカのせいでかなり足場が不安定.しかしクトーのお陰で横ズレもないので際どいキックターンも易々とできる.これはすごい.最後は斜度が40°近くになるので飛ばせず休み休みで慎重に歩を進めながら稜線に乗り上げた.
稜線はやはり風が強い.ハードシェルを着込んで山頂へ.あれこんなのやったけ.特に上の印象がグリーンシーズンと全然違う.ヤマトタケルのおっちゃんもエビだらけでバリバリに冷凍保存されていた.ここまで特に大きな補給もせず来たがじっとしてると寒い.さっさと降りよう…撮るべき写真を手短に撮ってドロップポイントへ.
下から見ていた感じでは夏道の小尾根を挟んだ西側のルンゼがシュプールも少なく調子が良さそうだったが,やはり上から見ると出だしはそこそこの斜度.戸隠のチャンピオン以上かも.出だしミスって後傾で入ってしまったがこれはヤバイとなって必至で上体を前へ.しかもモナカなのでテールの抜けが悪すぎる.所々アイシーな場所もあったりして中々難しかった.しかしすぐに丁度いい斜度になって一応ご褒美区間もあったので楽しかった.
避難小屋から下は概ねネチャネチャの重雪.ただの筋トレでまあしんどい.これスキー場営業してた頃はハイシーズンでもこんな状況やったのかな?雪が良いなら登り返してもいいかもと思っていたが一目散に退散することにした.
帰りは何を思ったのか長浜駅までおまけのロード区間.5kmくらい走った所で謎に足が動かなくなってきてものすごい後悔した(笑).たらたら走ってゴール.新快速を待ちながら飲み食いしなかった補給食を体に流し込んで帰ったとさ.
山パートは3h32min.
ウイダー×2
マルトデキストリン60g
ブドウ糖60g
詳細
終わり
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