【レビュー】GEL-Trabuco12 GTXを導入してみた【ASICS】

ゴアテックスシューズは最近どのメーカーも高額だ.3万円を超えても驚かなくなってきた.しかしシューズが消耗品である以上,そんなにお金をかけたくないというのが一般的な実情だろう.そんな中アシックスのシューズ価格はまだ財布に優しく,同社のトレランシューズも比較的リーズナブルである.そこで,今後の定番になり得るか確かめるべくトラブーコ12を購入するに至った.

目次

各部詳細

まずはメーカーHPの説明から.今回27cmを購入.

GEL-TRABUCO 12 GTXは、GORE-TEXファブリクスを採用し、優れた防水透湿性により、ムレを軽減し快適な状態を提供。軽量でありながら優れた安定性を実現した、多用途に使えるトレイルランニングシューズです。さまざまな路面や地形、シーンや距離において優れた適応性を生み、トレイルランニングに必要な推進力を向上。中足部の接地面積を広げたことで、さまざまな地形に対応できる安定性を実現。ロックプロテクションプレートは、鋭い岩や険しい地形から足を保護する柔軟な構造が特徴。アウターソールには、ASICSGRIPを採用。さまざまなオフロードの路面で、より優れたトラクションを発揮します

公式HPより引用

定価18700円.

側面から.オーソドックスなフォルムで癖も履いていて癖もほとんどないです.トレイルでダウンヒルをしても突き上げも感じず快適です.つま先のプロテクトも申し分なし.

防水もばっちりです.

ソールには自社ソールのASICS GRIP.基本的なトレイル,ロードで特に不安にならないグリップ力.ダウンヒルで傾斜のある岩なんかに足を置いた際は滑る感覚もありました.「吸盤みたいにぺったり抜群なグリップ!」とまではいかないので注意です.サロモンのコンタグリップに近いかもと感じました.

また防水目当てで雪道用に購入される方は要注意.一般的なラグの少ないランニングシューズよりは多少マシとはいえ普通に滑ります.

GEL-Trabuco12 GTXのここが良い!

何といってもトラブーコ12の良さはコストパフォーマンスの高さでしょう.上手に買えば似たような性能のトレランシューズの半額,16000円程度で買えてしまいます.それでいて特に不満なく履けてしまう完成度の高さは流石アシックスだと思いました.

また,個人的には黒色の防水シューズは普段履きとしても違和感なく履けるので,荷物を減らしたいトラベル・出張関係でも最高です.街からフィールドでシームレスに一足のみで完結すると楽ちんですよ?

晩秋の南アルプス・悪沢岳にて(11月)

また当然ゴアテックスの防水機能があるので濡れにも強く安心.ゲイターとチェーンスパイクさえ付けてしまえば積雪20cm程度は問題なく歩けます.夏山にはまって→雪山ハイクのチュートリアルというケースでもギリ対応できます.

チェーンスパイクを装着.
晩秋の南アルプス・悪沢岳にて(11月)
こちらはゲイターも装着

GEL-Trabuco12 GTXのここがダメ…

他のトレランシューズと比較すると315ℊと少々重いクラスです.しかし特に問題になるデメリットにはならないように思います.

まとめ

トラブーコシリーズはTJAR出場選手が採用することもあるので興味を持ちました.耐久性については履きつぶしてからまた追記しようと思いますが,鉄人系のレースで問題なく使えているようなのでこの点も問題ないと思われます.

終わり

この記事が良ければポチッといいねを押して頂けるとブログ運営の励みになります!!