【インプレ】21-22シーズンモデルのスキー板を試乗してみた

先日基礎板の試乗会が開催されたので部員の協力の元,21-22シーズンの新モデルのインプレをしてもらったのでここに記しておく.全てのスキー板のインプレが行えなかったので感想やインプレのない項目が多少ありますがご了承下さい.

目次

DYNASTAR(ディナスター)

SPEED COURSE WC GS 185cm

プレート入りのGS板.大回り専用機.

DYNASTAR SPEED COURSE WC GS 185cm
R27

・内倒したら終わりで,スピード域が低いと扱いがかなり難しい.しかし他のメーカーのGS板と比較して意外性や特殊性はない(20歳 1級保持者)

SPEED OMEGLASS WC SL 165cm

ディナスターの小回り専用機.プレートが搭載されているためキレのあるカービングターンが可能.

DYNASTAR SPEED OMEGLASS WC SL 165cm

・全くズレないカービングマシン(21歳 1級保持者)

・基礎の競技に最適(20歳 2級保持者)

・固い割にのりやすかった(19歳 無級)

SPEED RACE

こちらはSPEED OMEGLASS WC SLのプレートなしの機種

DYNASTAR SPEED RACE

SALOMON(サロモン)

S/MAX BLAST +X12 TL GW

S/MAXは取り回しがしやすい機種でブラストが上位機種となる.

SALOMON S/MAX BLAST +X12 TL GW

S/MAX 12 +Z12 GW

SMAX12はサロモンがメインで売り出しているモデル

SALOMON S/MAX 12 +Z12 GW

S/RACE RUSH ISL

プレートありの競技志向のSL板.21-22モデルは20-21モデルとモデルチェンジせず.

エッジアンプリファイヤは足元が厚みが厚くなり、ターンするときにパワー30%アップするのでその分楽に板をたわませることができる.

ちなみにマイナーチェンジ前の19-20モデルのエッジアンプリファイヤは真ん中の厚い仕様から変更されてる.

SALOMON S/RACE RUSH ISL

各メーカーのプレートありのSL板で一番重い?(20歳 2級保持者)

Volkl(フォルクル)

RACETIGER SL(r-MOTION2)165cm

基礎系小回り上位機種で他メーカーと比べても取りまわしやすい.

芯材が軽量な柔らかいものと固いものを組み合わせて強度を落とさず軽量化に成功している.

軽量故にトップがバタつくため「3D UVO」を搭載することでトップの振動を相殺している.

3D UVOは赤い部分がゲル素材,銀色の箇所が動く.

Volkl RACETIGER SL(r-MOTION2)165cm

・吸いつくようなカービングターン(21歳 1級保持者)

・先端のUVOで振動を吸収してる感を感じれた.初心者には軽くて扱いやすい(20歳 1級保持者)

・カーコマしたら雪面にへばりつく.軽量だがターン中はずっしりしていて動かしにくいと感じることもあった(20歳 1級保持者)

・大回りしたら減速気味か?(20歳 2級保持者)

DEACON 74 BLACK 163cm

上位機種のレースタイガーと同様の3D UVOが搭載されたオールラウンドモデル.オールラウンドモデル故にセンター幅が広く設定されている.一般的に幅が広いものは柔らかいテイストだが固い作りになった板.

Volkl DEACON 74 BLACK 163cm

・不整地でも安定しててマジなんでもいける.ある意味中途半端だがバランス取れてて楽しい.(20歳 1級保持者)

・ひたすらショートターンができる(板の返りがしっかりしていてロングターンは微調整が必要).特徴がある訳ではないがただただ扱いやすい.(20歳 1級保持者)

・小回りがが気持ちいい(20歳 2級保持者)

・少し重く感じた(20歳 2級保持者)

HEAD(ヘッド)

スーパーパワーシェイプシリーズはスピード→マグナム→ラリー→タイタンの順にセンター幅広くなるが板の作りと性能はほぼ同じ.

ヘッドは昔、安定した滑りが主流だったが,eオリジナルは「軽量」をコンセプトとしたモデルになっている.

eパワーシェイプはかなり軽く筋力に自身のない女性でも扱いやすい上安定感も追及したモデル.

WC REBELS e-RACE PRO 165cm

HEAD WC REBELS e-RACE PRO 165cm

・eレースは競技向けで小回りからオールラウンドまでこなすことができる.プロは上位モデルとなりプレートが搭載される.

・全くズレないカービングマシン.かなり重たく安定感があるが,初心者に扱いは難しいと感じた.(21歳 1級保持者)

ePOWERSHAPE 168cm

HEAD ePOWERSHAPE 168cm

ePOWERSHAPE 163cm

HEAD ePOWERSHAPE 163cm

・雪面にへばりつくようなカービングターンが楽しい(20歳 1級保持者) 

・トップの形のおかげかターン入りがいい(20歳 1級保持者)

SUPERSHAPE e-ORIGINAL 170cm

HEAD SUPERSHAPE e-ORIGINAL 170cm

・170㎝だからかeマグナムに比べると噛みと加速性良し. (20歳 1級保持者)

SUPERSHAPE e-ORIGINAL 163cm

HEAD SUPERSHAPE e-ORIGINAL 163cm

・板の張りが強く,めちゃくちゃ返りがいい(20歳 1級保持者)

・軽くて返りやすい(19歳 2級保持者)

SUPERSHAPE e-SPEED 170cm

HEAD SUPERSHAPE e-SPEED 170cm

・eSPEEDとeMAGNUMの違いは正直分からなかった.(20歳 2級保持者)

SUPERSHAPE e-MAGNUM 170cm

HEAD SUPERSHAPE e-MAGNUM 170cm

・eSPEEDとeMAGNUMの違いは正直分からなかった.(20歳 2級保持者)

SUPERSHAPE e-MAGNUM 163cm

HEAD SUPERSHAPE e-MAGNUM 163cm

・163cmは安定性に欠けると感じ,扱いやすいとは言えなかった.率直な感想としてはマグナムは上手くズレない?!(21歳 1級保持者)

・サロモンの3倍くらい固いイメージでめいいっぱい踏んでやっとたわむような感覚が得られた.(21歳 1級保持者)

・初心者には軽いから扱いやすい(20歳 1級保持者)

ROSSIGNOL(ロシニョール)

ロシニョールの板の構造は細い二枚の板を真ん中で張り合わせて作っているため,よりねじれがやさしくなる.これによりターンするときに雪面への食いつきが得られやすい.さらに板の真ん中にメタルのバーが入っているためフレックスがしっかりしている.

スーパービラージュはテールのローマ数字が大きい程上位モデルとなり,フレックスが固くなる.

HERO ATHLETE GS 182cm

ROSSIGNOL HERO ATHLETE GS 182cm

HERO ATHLETE FIS SL 165cm

ROSSIGNOL HERO ATHLETE FIS SL 165cm

・ロシニョール独特のちょっとヌメッと感じるたわみを感じた.全くズレないSL専用マシン(21歳 1級保持者)

SUPER VIRAGE Ⅵ TECH KONECT 166cm

21-22シーズンのスーパービラージュは大きくトップシートのグラフィックも変更された!!

ROSSIGNOL SUPER VIRAGE Ⅵ TECH KONECT 166cm

SUPER VIRAGE Ⅵ TECH KONECT 161cm

ROSSIGNOL SUPER VIRAGE Ⅵ TECH KONECT 161cm

・めっちゃくちゃ軽い割にトップがバタつかずエッジが噛む.楽しい板だが,これならヒーローを買うか?(20歳 1級保持者)

・ヌルヌルなターンが可能でテールを動かしやすい板.そのくせ踏んだらしっかり返ってくるからハイスピードでも安心できる(20歳 1級保持者)

・足場ががっしりしてる(20歳 2級保持者)

SUPER VIRAGE Ⅵ LTD 161cm

ROSSIGNOL SUPER VIRAGE Ⅵ LTD 161cm
プレートあり

SUPER VIRAGE Ⅴ 167cm

ROSSIGNOL SUPER VIRAGE Ⅴ 167cm

SUPER VIRAGE Ⅳ 167cm

ROSSIGNOL SUPER VIRAGE Ⅳ 167cm

SUPER VIRAGE Ⅳ 159cm

ROSSIGNOL SUPER VIRAGE Ⅳ 159cm

Ⅵとの違いを実感できる程ではなかった.(19歳 2級保持者)

LINE(ライン)

BLADE 176cm

LINE BLADE 176cm

キャンバーと板の剛性は比較的強めで圧雪バーンでも気持ちよくカービングできる.またテールの抜けも悪くなく仕上げも気持ちいい.(21歳 1級保持者)

圧雪でもいけるのが楽しい.フォルクルのディーコンの乗り味に似ていた.(20歳 1級保持者)

圧雪で少しずらしにくい

終わり