【南アルプス】雪のない初冬の悪沢岳(3days)

コース概要

2020.11.21~23

合計距離: 46582 m
最高点の標高: 3149 m
最低点の標高: 1592 m
累積標高(上り): 4199 m
累積標高(下り): -4218 m
Download file: yamap_2020-11-21_03_49.gpx

◎CT(山と高原地図)とルート

〇1日目:570min

島倉-三伏峠-小河内岳-高山裏避難小屋

高山浦裏避難小屋泊

〇2日目:775min

高山浦裏避難小屋-悪沢岳-高山浦裏避難小屋-小河内岳避難小屋

小河内岳避難小屋泊

〇3日目:305min

小河内岳避難小屋-三伏峠-島倉

∑1650min

◎水場

基本的に細いか枯れてます。高山裏避難小屋から10分ほど降りた水場のみ使えると思って計画するのが吉。また現状(2020.11.23)溶かす雪もなし。4.0Lを担ぎあげたが3日分の水としては少し足りず。

◎食料計画

食料はこんな感じ.これに加えて山崎の五個入りアンパンと魚肉ソーセージ一本,塩分タブレットを追加.正直全然足りなかったけど水もなかったから乾物系を多く持って行ったのは正解だった.初日の朝は登山口で弁当と重たいウイダーを食べた.

貴重な三連休は南アルプスでも特にアプローチが長くて行きにくい悪沢岳へ.今年は特に畑薙ダム~二軒小屋が機能していないので尚更.

1日目:高山裏避難小屋泊 朝1:30に島倉登山口手前のゲート到着.40分ほど仮眠を取るも眠れず.予報は時間帯によっては風速30m/s.しかし実際は風速7~10m/s程度のそよ風でしかも雲ひとつない快晴だった.当初は一日目で中岳避難小屋まで上がる予定をしていたが装備の重さや山行がピストンであったこと,パーティー全体の様子を考慮して高山裏避難小屋で宿泊することにした。

2日目:小河内岳避難小屋泊 この日は午後から天気が崩れてるくる予報.ワンチャン赤石岳も行けたら良かったが断念.登山道上に溶け残った雪が所々あったが想定以上に少なくかなり歩きやすい.悪沢岳頂上は風がかなり強く立っていられなかったので風速25m/s以上だったと思われる.天気が崩れて夕方になると稜線は雲の中でみるみるうちにあらゆるものが凍っていった.

3日目: 一晩寝て起きるとカチカチのガスガス。あらゆるものが凍てついていた。一瞬だけアイゼンを装着。10:00頃から次第に晴れだして下山する頃には快晴。下山後は清流苑で昼食と温泉で全快!

1日目(11/21) 

深夜から歩き始める
本来ならここまで車で来られるらしいが今年はここまで来るのにも歩く必要がある
南アルプスらしい樹林帯を登って行く
一服するチクちゃん
三伏峠に至るまでにある水場.かなり細くて今にも枯れそう.それか凍るのが先か?
高度を上げると塩見岳が見えてきた.かっこいい!!
日本一高いと「言われる」峠.その名も三伏峠.いわくつきか??(笑)
塩見岳.
ここを抜ければ稜線.
地面はどこもこんな感じ.踏みつけると楽しい(サイコパス)
標高2726mの烏帽子岳.長野県内に烏帽子岳多すぎない??
運動不足のチクちゃんはしんどそう.
烏帽子岳から望む仙丈ケ岳.頂上からドカンと大仙丈カールが広がってる.いつか仙塩尾根も繋ぎたい.
富士山を見ながら小河内岳へ向かう.烏帽子岳~小河内岳の稜線は比較的たおやか.
ジブリ感のある山小屋.こういう所泊まると下手な絶景ホテルとか耳クソみたいに感じてしまう.
ご機嫌トレイル
はい…優勝!!この時期にしては風もほとんどなく快適.気温は4℃程.
小河内岳.雲一つなくて全部見えてる.
明日登る荒川三山.一際大きいのが悪沢岳.近くに見えるけど遠い!!直線距離で5㎞程かな??
頂上から200mdown..
晴れているけどどことなく寂しい雰囲気の森を越えていく.
いつものワンデイとは違って荷物が多く2人の足取りは重い.
本日の宿・高山浦裏避難小屋に到着.梯子を使って二階に登る.
中はこんな感じ.かなり広くて明るい.銀マットまで付いていたのは僥倖.
赤く染まっていく荒川前岳.
伊那谷を挟んで奥の中央アルプスも一望.

2日目(11/22)

わざわざコットを持ってきたチクちゃん(笑).そろそろエアマットが欲しいお年頃.
GUCCIさんはどうやら調子が悪いらしい.
ヘッデンでしばらく暗闇を進み,カール下部で少し明るくなってきた.ここから600mほど直登.気合いを入れる.
振り返ってみて.
ヤバイ!!太陽が出てきた!!急いで稜線に駆け上がる.
はい…最高!!!赤石岳がカッコ良すぎる.
南アルプスのでかい影が伊那谷に落ちる.
雪は想定より少ないが足を滑らせると死ぬのでめちゃくちゃ慎重に.
荒川前岳に到着.久しぶりに3000mを越えたけど,昨晩比較的標高の高い場所で寝たからか息は全く苦しくない.
続いて荒川中岳へ.
振り返って赤石岳.
中岳避難小屋.一日目でここまで来れたらベストだったけど寝具や火器はどう考えても高山浦裏避難小屋にデポした方がスマート.歩き始めながら夜明けを待つのが正解だったように思う.(次はここで泊ってみたい.)
悪沢岳を捉えた!!最高の稜線.
迫りくる壁.(迫っているのは僕たちだけど)
ラストスパートをかける.
後ろにはさっきまでいた前岳と中岳.毎度のことだけど距離感が分からん.
やった!!
久しぶりに大満足の山行でした.百名山はこれで72座目.
天気はいいけど頂上は爆風.被ってたニット帽が突風で飛ばされてめちゃ焦った.(そんなに飛ばなかったから回収できた)さっさと撤収する.
今日は昼前には必ず崩れる予報.案の定雲が湧いてきた.
ここに来れるのは今のこの時期がギリギリかも.ここが氷化すると無理.
帰り道がまた長え
後は下るだけ.
しかしGUCCIさんはしんどそう…この後GUCCIさんは高山浦裏避難小屋で2時間程昼寝して様子を見た.
ちなみに北岳は見えていないらしい.
間ノ岳と農鳥岳.
今回の核心部はここらかな.下りが危なくてしょうがない.昔の山と高原地図では実線のコースだったけど最新のでは破線になってる.
ちょこちょこ現在地を確認する.
道中の水場は辛うじて生きてた.そろそろここも凍りそう.
コットの位置を調整するチクちゃん.
さあ本日ラストスパート.風も強いし寒い!!!
本日の宿.ギリギリ日没前に来れた.
この小屋も広くて快適でした.夜中の気温は-2℃程.スリーシーズンシュラフがギリギリ快適に使える気温でした.

3日目(11/23)

朝起きると何もかもが真っ白に.
バリバリのハイマツ.雪に埋もれる前限定のイベントやね.
最後に雷鳥さんが見送ってくれた
帰ってきた.
次第に晴れてきて快晴.
ヘッデンを付けて歩いた道.当然記憶にないから復路でも楽しい.
林道ステージ開幕!!5km程を1時間程度で歩く.
心残りは白い塩見岳を見れなかったこと.
下山と言っても相当標高は高い.こんなとこに道があること自体やべえよ.
昨晩避難小屋で一緒に泊まったおじさんと同じタイミングで下山.今回すれ違った人は全部で3人でした.
下山!!
おつかれやま!!
松川IC近くのりんごの直売所.6個で300円と破格.
最後に登ってきた悪沢岳が見えてて感動した.

終わり