目次
概要
今回はあくまで下見.前日のハクノリがゴリゴリのカリカリコンディションだったので山も同じような修行コンディションと予想.しかし山は行っていないと分からない.うっかりパウダーが所々あってガスガスで攻めた滑りはできないもののかなり楽しい山行になった.何より強いケルカス氏と山に入ることで物凄く勉強になったし刺激を受けた.次,小日向山に入るときはいいコンディションを積極的に狙いたいところ.
詳細
二俣よりスタート.今年は小日向の湯が営業していないらしく八方BCやらの車がわんさか.上手いこと路駐してアプローチスタート.
工事中で迂回路を通って
今回はケルカス氏と.沢も岩も山スキーもしてはる強い人.
二股から猿倉までひたすら林道歩きで我慢の区間が続く.
厳冬期にも関わらず電光掲示板が付いている定番の写真スポットでパシャっと.
二股から90minで猿倉荘に到着.ようやくアプローチも終わってクライムオン!!
林道には楽々二キ達.正直羨ましすぎた(笑)
尾根に取り付いて標高を上げていく.
私は装備がそろってなくてシートラ.板はともかく,基礎ブーツが重すぎる(笑)
今回は下見も兼ねてるので地形を見るのも重要な目的.杓子JP(ジャンクションピーク)に向かう長走沢を下から仰ぐ.ゴリゴリの雪崩の走路でかなり怖い.
上の方は見えないと諦めていたけど一気にガスが取れて杓子JPが!!!
悲しいことに一瞬でまたガスってしまった.ツンデレ度合いがひどすぎる…
長走沢を脇目に本格的な登りが始める.ガスが濃くて地形が分かりにくく,どこからどこの尾根に取り付くかかなり迷った.しかしどこから登るにしても急登.
北面は日本雪崩ネットワークの言うようにウィンドスラブがすごく,木々の間を縫って詰めていく.開放斜面は雪崩そうでめちゃ怖かった.斜度も戸隠のシルバーコースくらいあってかなりしんどい.雪質は所によってかなりまばらでモナカ,新雪パウダー,カチカチと多種多様.ケルカス氏の後の有難いトレースを追ってちょとづつ標高を上げていく.
私は私でツボ足だったのでよく踏み抜いて辛い局面が多かったけどケルカス氏もシールがうまいこと効かずクトーを付けてようやく登れるようなコンディションだった.
私も途中までアイゼン&ツボ足で頑張ってみたものの頂上近くは踏み抜きが多すぎて辛く,たまらずワカンを装着.
しかしシールで登れると全然登坂スピードが違う.ロードバイクとママチャリくらい差がある.来シーズンは一式揃えようと心に誓った.
始終ツンデレちゃん達は見れなかったけど頂上近くで運良くガスが一瞬流れて白馬三山が!!
ガスガスで萎え萎えおじさんだったけど一気にテンション爆上がり.
やっぱり雪山は青空がないと…
程なくして小日向山頂上!!.イケイケのTwitterの山スキー界隈の人達をリスペクトして三点倒立を試みた(笑)私は全くできないのですぐに倒れてしまうけど一瞬を狙って撮ってもらった(笑)
そして冬靴からアルペンブーツに換装.楽々お楽しみ下山タイムがスタート.ガスも相変わらず濃かったので安全を狙って登ってきたトレースを辿るように滑始める.
雪質的に不安のある箇所でスキーカットをかけたりして慎重に滑走.晴れてたら地形が分かったらもうちょい長く滑れるけど今回は「下見」と割り切ってきたから仕方がない(笑)
下山はもうちょい緩くて滑りやすい尾根を発見したのでそこを落とした.地形が分からなさ過ぎて全然攻めた滑りができなくて残念!!
今日は昼から晴れ予報.晴れるのは分かってはいたが一向に晴れないので最後に長走沢からの杓子JPを拝むべく30分程天気待ちをすることに.しかし晴れた杓子JPを拝むことはできなかった.下見やからまた来なさいということか…
一番気持ちよかったのはブナ林の尾根.程よい樹林密度で地形も分かっていたし楽しかった.
猿倉荘から先はひたすらボブスレーコース.最後に林道のミラーで一枚.
無事下山.特に漕いだりもせずあっという間に二股まで帰って来れた.
下山後は即温泉.案の定下山後は諸々の山並みが一望できて泣いた.白馬ハイランドホテルの露天風呂が最高.山並みを一望して湯に浸かれるのでオススメです.700円.
終わり
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