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「ネックウォーマー」はスキーやスノボに適さない!!
スキーやスノボを始めた頃は寒さ対策にそもそもゲレンデに何を持っていいか分からないことが多い.せっかく時間とお金を費やしてゲレンデに行ったのに,吹雪いたりして「寒い」思いをすると二度とゲレンデに行きたくなってしまってもおかしくない.それではあまりにも悲しい.
どの家庭でもネックウォーマーやマフラーはあるかもしれないが,実はネックウォーマーはゲレンデでは通用しないことが多い.ポカポカした春の陽気のスキー場ではネックウォーマーでも大丈夫だが,強風や降雪中では隙間があるので全く歯が立たなくなる.ファミリー層や大学生グループがネックウォーマーに顔をうずめ,頬を赤らめながら何とか寒さに耐えているのは毎年よく見る光景だ.
今回は私がスキーやスノボを始めたての人にオススメしているフェイスマスクの「Buff」を紹介しよう.
フェイスマスク「Buff」
スペックと種類
ネックウォーマーとしてのBuffには生地と用途の違いで以下の種類が存在する.またデザインは毎年更新され数多くあるのでここでは割愛.
価格(税込み) | 重量 | 特徴 | ||
CoolNet UV | 3,190円 | 37g | 夏用・UPF50・透湿性があり涼しい | |
Original EcoStretch | 2,970円 | 40g | 汎用・UPF50 | |
Dry Flx | 3,960円 | 58g | 冬ラン用・通気性・速乾性・リフレクター付 | |
TheromoNet | 3,960円 | 45g | 冬用・プリマロフト・保温性・通気性・速乾性 | |
Merino | 5,060円 | 66g | 低~中強度用・保温性・100%メリノウール | |
Windproof | 6,820円 | 113g | 防風性・快適性 |
同じゴーグルとヘルメットを被っていてもBuffのデザイン次第で印象は大きく異なる!
Buffの被り方
Buffには色々な被り方があるが基本的には下のように被ってその上にヘルメットを被れば完璧だ!!ゴーグルはBuffの上を抑えるように装着すれば呼気が隙間から漏れずに口元から排出されるので曇ることはない(はずだ).これで曇るというのならゴーグルの方に問題があると疑うべきだろう…
↓再生リストで色んな被り方が紹介されています.
使用感
薄いのにしっかり温かい
Buffは生地としては一般的なネックウォーマーに比べるとかなり薄い.しかしそれでも温かいのは顔周りに装着した際しっかりフィットし,隙間ができないからだ.気温の低い日には口元がどうしても呼気で湿ってしまうがそれはネックウォーマーやバラクラバとて同じ.Buffは生地が薄いため速乾性も高くトータルとして非常に快適だ.
かっこいい
Buffは何と言ってもカッコイイと思う.多くは語るまい!!首,口,鼻,耳を覆う防寒具でこれ以上のものはないと私は思っている(笑).
他に派生形として「バラクラバ」という防寒具も存在するが大抵黒一色で鼻や口に通気口があったりと,見た目はあまりぱっとしない.初めは私もバラクラバを使っていた時期があったが顔周りがすっきりせず野暮ったいのですぐにBuffへと移行した.ただし発汗が圧倒的に増える登山や山スキーなどでは有効なのでアクティビティやコンディションによっては使い分けてもいいだろう.
デザインが豊富
Buffの特徴としてそのデザインの豊富さも良い所だ.個性が出せるし何より人と被りにくくなる.気になる方は一度公式HPで確認してみよう.
雪上での日焼け対策に最適
Buffが活躍するのは何も強風時や降雪中だけではない.
日焼け対策グッズとしても抜群に効果を発揮してくれる.日差しの強い春に暑くてゴーグルだけで滑っていると雪の照り返しも合わさって一日も滑ればパンダのような日焼けをしてしまう.しかしBuffは適度な薄さなので春のような暑い季節でも快適に装着できるのは素晴らしい.
ゴーグルが曇りにくい
ゴーグルが曇らない事もかなり重要なポイントだろう.少なくとも私の所属するスキー部内ではBuffのせいでレンズが曇って悩んでいる人はいない.しかしゴーグルが曇らないようにBuffを被るには多少コツが必要なので下の被り方の項目を参照して欲しい.
しかしこれはあくまでゲレンデでのスキーやスノボにおける話.登山や山スキーなんかで発汗が伴う運動をする場合は同じような被り方をすると曇ってしまうので注意しよう.
暴風雪で曇らないようにするにはSWANSなんかから出ている電熱ゴーグル(通称・地獄ゴーグル)を使わないといけないという話はあまりにも有名だ.
まとめ
シンプルで洗練されているバフはスキーやスノボ以外にも多くのアクティビティにも使うことができるだろう.さらにコロナ禍として街でもマスク代わりにも使うことができる程の汎用性を兼ね備えているので是非導入してみてはどうだろうか.
終わり
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