【ネパール周遊】Day3~クラシックルート起点の村へ~(Kathmandu→Jiri)【エベレスト街道編】

2023.2.23(木)

4:30起床.まだ辺りは暗い.チェックアウトを済ませ,前日情報を掴んだBag Bazaarのバス停へ向かう.バス停に着くとバスが停まっていたのでJadiputi行きかと聞くとそうだと言う.こんな暗い時間にバスがあるか不安だったが早く出て良かった.

各地へ向かうバスがずらっと並ぶJadiputi

30分程でJadiputiに到着.こいつは驚いた.色んな方面のバスで溢れかえっている.手当り次第にJiriと尋ねると兄ちゃんがこっちだと案内してくれた.

いつ出るかも分からないかったがどうやら客が埋まるのを待っているようだ.私が乗り込んだ時はほとんど埋まっていて1番後ろの窓側に座った.大荷物の40Lザックは足元.屋根に載せなくてよくて良かったがザックのせいで足元は隣の席にやや侵食している.まあいいや(笑).

相変わらず暗いがバスは出発.満席になると出発するシステムのようだ.無事今日の目的地へ向かうバスに乗れて一安心.果たして1日に何本運行しているのだろうか.さっぱり分からない.

JadiputiからJiriへは約180km.計8時間程かかった.道中は未舗装が多いと聞いていたが舗装率は95%程度だろうか.新しい舗装も多く,思っていたよりはマシだった.が…未舗装パートは苦行そのもの.絶えず大地震に見舞われているような衝撃が体を襲う.朝飯も食べずに来た(というか早朝からやってる店がない)のでこのままずっと通し運行だったら死ねると思ったが,立ちション休憩とダルバート休憩がそれぞれ1回あり助かった.

ダルバート休憩は峠のドライブイン的な立ち位置なのだろう.席に座ると同じダルバートがスピーディーに運ばれてきた.皆同じダルバートである.ゆっくり食べたい所ではあるが足並みを揃えないと置いていかれるので急いでかき込んだ.

このTATAのバスに揺られ続けた.
席に着いた瞬間に出てきたダルバート.この旅初のダルバート.これから山ではほぼ毎日食べる.

その後は再び混沌に翻弄されるのみ.バスは頭文字Dかのごとく攻めに攻めている.乗客の乗り降りで車重や重心がその都度変わって難しいだろうに最適なスピードでコーナーにすごい乾いたブレーキ音を響かせながら侵入していく.トラックや乗用車を抜いていくポイントもここで?!という所でパラリラパラリラと独特なクラクションを鳴らして追い抜いていく.

一番後ろに詰め込まれ窮屈で仕方がない.5人の席に6人座っていたりする.
彼方にはヒマラヤが!
乗客の乗り降りも多い.

車内は車内で爆音でネパール音楽が流れていたり,客の持ち込んだヒヨコがピヨピヨと棚で鳴いていたり,バス上の荷物が峠のコーナーで吹っ飛んだり…色々カオスだった笑.

朝早くから行動した甲斐もあってJiriには14時過ぎに到着.とにかく一安心.

宿を決め,散策や軽食したりして楽しんだが,基本的にJiriは村自体が小さくある程度うろついたらもうやることがない.仕方が無いのでこの日は17時には宿に戻りブログを書くことにした.明日は長くなるので早めに出よう.

ヒマラヤンチェリーが咲いていた.日本を感じる.
Hotel Gaurihimal.
地球の歩き方のコラムでオススメしていた宿に宿泊.そんなにオススメではない.

目次

今日の収支

※Rs1はほぼ1円

・Bag Bazar→Jadiputi:Rs25
・Jadiputi→Jiri:Rs1000
・昼飯(ダルバート):Rs200
・宿(Hotel Gaurihimal):Rs500
・ビーフモモ&チャイ:Rs150
・バナナ1本:Rs15
・バナナ1房(10本):Rs170
・水:Rs30

∑ Rs2090

行動記録

4:30 起床
5:35 Bag Bazar発
5:55 Jadiputi
10:15 昼飯タイム
14:10 Jiri着

終わり

この記事が良ければ下のいいねをポチッとして頂けるとブログ運営の励みになります!!

乗り物酔いがひどい方は…

バスの音楽が騒音に感じる方は…