夏になり気温も高い環境ではいくら高機能のパンツでも暑くて仕方がないことも多い.そこで登場するのがショーツ.いわゆる半ズボンだ.アウトドアフィールドに特化したショーツは各社出ているが今回私はパタゴニアが手掛けるベストセラーの「ストライダープロショーツ(strider pro shorts)」を試してみることにした.
その実力は如何ほどかレビューしてみようと思う.
目次
スペックとサイズ感
スペック
・サイズ:XS~XL
・カラー:2022年は5色展開
・重量:105g(実測91.2g)
・価格:9350円(税込み)
ストライダープロショーツはトレイルランニングに特化したショーツに仕上がっている.素材はパタゴニアお得意のリサイクルポリエステルで肌触りがとても良い.薄手のソフトシェルに近い素材感というのが近いだろうか.
サイズ感
身長172cm,体重58kg痩せ型の私が購入したのはストライダープロショーツの5インチのSサイズだ.やはりパタゴニアは普段着ているサイズを一つ落としたものが日本人にはちょうど良くなると思う.初めて着用した際は思ったよりタイト(特に中のブリーフ型のライナーが)かもというのが正直な所だったが数回履くと馴染んでしっくりきた.最初試着して違和感があっても個人的にはややタイトな着用感をオススメしたい.
ストライダープロショーツには有名なバギーズショーツと同じく5インチのモデルと7インチのモデルが存在するが,やはりせっかくショーツを履くなら5インチの方が足捌きもしやすくてオススメだ.
フィールドなら特に足が出ていても恥ずかしさはないし,丈が短くてプロテクションが…と思うなら最初から足が全部隠れるパンツを履けばいい話だ.恐らくストライダープロショーツを町履きの短パンとして使う人はいないはずだし…この製品は5インチで間違いないと思う.
各部詳細
それではパタゴニアのストライダープロショーツの各部をチェックしていこう.
ファーストインプレッションとしては派手さはなくとてもシンプル.腰回りは内側に伸縮性のあるゴムバンドと外側に紐でしっかりフィッティングできる仕様.
左足には控えめに「patagonia」のロゴ.光を受けると反射性のある素材.繰り返し使うと剥げてくるかもしれないので注意しよう.
ポケットは合計5箇所.手を入れられるような大きさではなく,ジェルやウィンドシェルを入れるのに丁度良い大きさだ.一番大きなポケットは背面でチャック付き.ここにはスマートフォンも入るので手ぶらで走りに行くこともできます.
それなりに大きいアクオス センス4がピッタリ入る大きさ.ちなみにセンス4は5.8インチ(148mm, 71mm, 8.9mm).参考までに…
これなら大きな動きでも揺れずにストレスは少なそう.ただし出し入れは相当シビアなので丁寧に扱う必要はあるかも.私はベスト型のトレランザックを使うので足回りに物を入れることはないかも?
ショーツはペラペラの布一枚ではなく中にブリーフ型のライナー付き.結構伸縮性のある素材なので始めがタイトでもすぐに馴染むと思います.中にはライナーを切り取ってしまう人もいるみたいですが,個人的にこのライナーはよく出来ていると思うのでそのまま使うのがいいかと.イチモツがびっくりするくらい揺れないので本当にノーストレスです(笑).
さらにスリットがあるので足上げで突っかかることもなし.
実測91.2gとかなり軽量です.
使用感
ストライダープロショーツの購入に至ったのはシンプルにトレランショーツが欲しかったから.今まで持ってた同じくパタゴニアのバギーズショーツでも同じことを出来なくもない.だけどバギーズショーツでは「イチモツが揺れて擦れてしまうこと」「足上げが少ししにくいこと」等課題もあった.
そういう意味でストライダープロショーツはこういった問題を全部解決してくれたと思う.バギーズショーツは短パンを履いてる感覚だけど,ストライダープロショーツは下着を履いてる感覚ってのが近いかも(笑).あれ…下半身何も履いてなくね?って思う瞬間が多々あります.
それくらいに軽快な履き心地に仕上がっててオススメです.
バギーズショーツは沢登りや海で使えるのでようやくこれで上手く棲み分けができたなと.
まとめ
今回は今更だがストライダープロショーツについてレビューしてみた.性能としては申し分なくとてもいい買い物をしたと気に入っている.ただしポケットに物を入れた際に揺れないような造りの為出し入れがシビアだったり,生地もかなり薄いので大切に使おうと思う.多分盛大にこけるとビリビリに破けちゃう(笑).
↓街からフィールドまでシームレスに履けるショーツが欲しい時はバギーズショーツがオススメだ!
終わり
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