【ネパール周遊】Day5~ラムジュラ峠を越えろ~(Sete→Ringmu)【エベレスト街道編】

2023.2.25(土)

今日は朝から3500mちょいのLamjura峠を越える.昨日あれだけヒィヒィ言いながら標高を上げたのにさらに上に1000mUPもあるとは…朝のメニューは何がオススメかと昨晩宿の兄ちゃんに聞いたところPolidgeがオススメだという.6:30に朝食と伝えていたのですぐに出てきた.

初のPolidge.これは完全にお粥とオートミールの間みたいな食べ物ですわ.ペースト状で朝から食べやすいのは嬉しいがカロリーはあまりなさそう.今日も行程が長いだけに失敗だったかもしれない.Polidgeを胃にぶち込み,さっさと出発することにした.

宿のシステム的に朝の時間が固定されているので,ロングトレイルをする分にはかなり辛いものがある.今日は7:00スタート.本当ならもう少し時間に余裕が欲しいというのが正直なところだ.

無味なので砂糖を好みで適宜追加する.

目次

Lamjura峠越え

KinjaからSeteは山肌をトラバースするように急登を登らされたが,Seteからは勾配も少し落ち着く.特にDakachuの集落からは完全に尾根伝いだ.

標高が上がってきても体は暑い.標高3300mでようやくソフトシェルを羽織った.この高度でも驚くべきなのが樹林帯であるということ.シャクナゲの森をペースを一定に心がけながら登ると車道へと合流した.

Dakachu(2985m)の集落.
標高3000mを越えても樹林帯.
歩いてきた尾根を振り返る.
最後は車道を歩く.こんな場所にも車道が引かれていて驚く.
標高3530mのLamjura峠にて.息は苦しくない.

3000mの鬼巻きを経てRingmuへ

Lamjura峠の下りは新しい道路が切り開かれている真っ最中だった.集落間の移動を考えるとやはりインフラの整備は欠かせない.トレッキングする分には楽しい道でも歩くしか移動手段がないのはたまったものではない.

人の暮らしがある所には車道と水場がある.徐々に分かってきた.遠い未来このダートが舗装されるのかもしれない.実際Jiriまでも比較的新しい舗装が多かった.道が舗装されると沿線の暮らしは劇的に便利になるに違いない.

一方でネパール郊外で出会う人々に所謂働き世代がいないことに気付いた.下は小学生くらいまで.間がすっぽり抜けて40代以降の人々が暮らしている.郊外の人口流出はネパールでも同じだったかとヒシヒシと痛感した.これでは道路の舗装云々より集落が消滅する方が早いに違いない.ネパール郊外の暮らしは野菜等の自給自足とたまに来る(であろう)荷物の供給というギリギリのバランスで成り立っているのかもしれない.

さあ登りが終われば下りだ!軽快ダウンヒル!
つづら折りの車道を定期的に横切る.車道は乾燥していて歩くと砂塵が舞う.
Taktorの集落.食堂やロッジの類はない.
この大岩を左手に見ながらトラバースするとJunbesi(2700m)はもうすぐだ.
Junbesiが見えた.谷合の比較的大きな集落だ.

Junbesiで丁度お昼を食べよう.今日も今日とてダルバート.小一時間程の休憩もできるので足の回復にはもってこい…だが体が重くなるので結局相殺かな?笑

食べ終わる頃には少し陰り始め気温が下がってきた.飯屋の女将曰くここ数ヶ月雨がほとんど降っていないらしい.もしかしたら午後降るかもと脅された.雨だけは勘弁して下さい.確かにJiriからここまでの歩いた道を振り返ると乾燥しまくっていた.昨日なんて靴下を脱ぐと足が砂で真っ黒.そしてこの日も真っ黒だったのでキンキンの外水道で水洗いすることにした.

始めは外で座っていたが寒くなって結局中へ.
ダルバートはRs600.値段が上がってきた.それにしても草が多くないか…

JunbesiからRingmuへは山肌を大きくトラバースしていく.登りは最小限になるよう道が付いていて,やはり現地で暮らす人が歩く道は効率が良いトレイルが多いなと実感する.樹林帯のはずだが展望も良い.奥の山腹に集落やつづら折りの道路が走っているのが見える.荷物が軽ければきっと走っていたに違いない.

Junbesiを出てすぐは再び樹林帯.大きなマニ石が圧巻だ.
鬼巻きで負荷はほとんどない.欧米人トレッカ―のおじさんとスライドしたのみ.
Salung村には車道がない.そういう場所ではロバが車の代わりのようだ.
Ringmuの集落の前に川を渡る.川底は絶賛工事中.Salung村まで車道が通る日は近いかもしれない.

Ringmu(2720m)には15:00に到着した.本当はその先のNunthalaまで行きたかったのだが,雨が嫌で手前でチキってしまった.(結果的には行けたかもしれないが到着は17:00頃になっていただろう.)

Ringmuはかなり標高差のある集落だったのだが,宿に着いたら基本暇なので電波が入るかどうか確認しつつ宿を選んだ.標高が低いエリアは反応がなかったのだが,徐々に反応を始めた辺りの宿に決めた.が,結果的にはムラがあり辛うじてその日のツイートを送信できただけだった.

宿は適当に飛び込んで部屋を見せてもらって気に入ったら宿泊する.

この日は1泊Rs250.破格である.角部屋で展望も良く(午後なので曇りだったが),屋根の一部に透明のトタンを使うことで自然採光をしていて明るくいい部屋だった.そして布団もある.ただ部屋にコンセントがなかったので1階でモバイルバッテリーを充電させてもらった(電気が来ているので無料).

大抵がツインベッドの部屋だ.

宿に着いたらすることも決まってきた.水作りをして,体をボディシートで拭く.カメラの写真をケータイに移してSNSに投稿.一通り満足したらメニューを見て晩飯と朝飯をオーダーする.完璧だ.

共同水道はどこにでもある.

ボディシートもかなり重たかったのだがこれは持ってきて正解だったとヒシヒシと痛感している.どうにか1日2枚で乗り切ることが重要だ.

16:30頃にニュージーランド人2人とガイドのパーティーが到着した.彼らは今日ラムジュラ峠から来たらしい.どこで追い抜かしたのだろうか?自分の行程を伝えると少し引きつっていた.明日はカリコーラまで行くらしい.トレッキングの目的地も同じくEBCだとも言っていた.

この日の晩飯は19:45とかなり遅く,あわやハンガーノック一歩手前だったのでコーラを注文.どうにかそれで晩飯まで凌ぐことができた.晩飯にダルバートを食べると速攻で眠くなってきたのですぐに部屋に戻って就寝した.

今日の収支

※Rs1はほぼ1円

・昼飯(ダルバート):Rs600
・ミルクティー:Rs100
・宿(Hotel Yak and Nak Ringmu Restaurant):Rs250
・晩飯(ダルバート):Rs500
・コーラ:Rs200
・朝飯(炒飯):Rs400

∑ Rs2050

行動記録

5:50 起床
6:45 朝食
7:05 出発
10:00 Lamjura峠
11:30 Junbesi 12:20
13:50 Salung
15:00 Ringmu着
19:45 晩飯

終わり

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